dTVは、ドコモの運営するVODです。ドコモ運営と聞くとドコモユーザーしか使えないと思われがちですが、実はキャリアに関わらず利用することができます。今回はそんな『dTV』についてご紹介いたします。
目次
dTVのメリット
dTVのメリットは、以下の5つです。
・コンテンツ数がかなり多い
・リーズナブルな料金設定
・オリジナルコンテンツがある
・再生速度を変更できる
・ライブ映像を楽しめる
コンテンツ数がかなり多い
まず、コンテンツが豊富であることが大きなメリットです。dTV は約12万本の作品があり、VODの中でもトップクラスです。ジャンルも幅広く取り揃えており、国内ドラマはもちろん、洋画や韓流、さらにバラエティなどがあります。
特化型のVODではないのでジャンルごとの作品数はまばらですが、総配信数12万本という圧倒的なボリュームがあるため、どのジャンルでもそれなりに充実しています。
リーズナブルな料金設定
次に、価格設定がリーズナブルであるということです。dTVは月額550円(税込)で楽しむことができ、これはVODでも最安クラスです。同じ価格のプライムビデオとは競合するかもしれませんが、dTVはコンテンツ数が多いためプライム会員に魅力を感じない人にはこちらがおすすめです。
オリジナルコンテンツがある
また、dTVにはオリジナルコンテンツがあるということが特徴的です。キスマイのバラエティや銀魂のオリジナルエピソードなど、dTVでしか見られない作品が数多くあります。VODの中にはオリジナルコンテンツが全く無いサービスもありますが、dTVにはこれが豊富なのでこれらの作品のために登録するのもアリです。
再生速度を変更できる
他に、再生速度を変更できるという点が大きいです。一般的なVODでは画質は変更できたとしても再生速度を変更できません。ところが、dTVは速度を標準、1.5倍、倍速から変更できます。これにより、微妙に空いた時間を倍速で流し見るというような使い方が可能となります。
スマホ版ではこの3段階でしか変更できませんが、PC版ではChromeの拡張機能を利用することによってスロー、3倍速などの設定も可能となります。流石に3倍速以上は実用性があるとは言えませんが、柔軟に変更できることもdTVの強みの1つです。
ライブ映像を楽しめる
最後に、ライブ映像も楽しめるという点が魅力です。他のVODではめったに見られませんが、dTVではアーティストのライブ映像が配信されています。もちろんすべてのライブ映像があるわけではありませんが、DVDやブルーレイを買わずとも自宅でライブを楽しめます。
ライブ映像の中にはVRに対応しているものもあり、スマホやPCと対応するゴーグルがあればライブ本番さながらの臨場感を楽しめます。
dTVのデメリット
dTVのデメリットは、以下の5つです。
・同時再生ができない
・有料動画がある
・4K対応作品が少ない
・対応端末が少ない
・アニメ作品がほとんどない
同時再生ができない
まず、同時再生ができないことです。多くのVODはアカウントを分けたり1つのアカウントで同時再生をしたりすることができますが、dTVではそれができません。料金プランも1つしかないため、家族であってもそれぞれが加入しなければなりません。
月額料金が550円(税込)とリーズナブルではありますが、ファミリープランなどを利用することで料金を分けられるサービスと比較するとこのメリットが薄れてきますので、この複数端末同時再生一切不可ということはかなり大きなデメリットです。
有料動画がある
次に、有料動画があるということです。huluやネットフリックスは全て完全に見放題ですがdTVは一部有料となっています。最新作も追加で料金を支払えば見られるということでメリットにもなりますが、せっかく見ようとしていたものが有料だとがっかりしまよね。
さらにdTVは有料と無料のサイクルが多く、後で見ようと思っていた作品が有料になっていたということが少なくありません。気になる作品があれば早めにダウンロードしたり視聴したりしましょう。
4K対応作品が少ない
また、4K対応作品が少ないというデメリットもあります。これは多くのVODが抱える問題ではありますが、せっかく4K対応のサービスであるならばもっと動画が増えて欲しいですよね。
地上波でも4Kは流れていないため難しいのかもしれませんが、実際に見てみるとかなり綺麗なので好きな作品は特に4Kで見たいところです。
対応端末が少ない
他に、dTVは対応端末が少ないです。スマホやパソコンなどの基本的なデバイスは利用可能ですが、PS4やWiiUなどのゲーム機では再生できません。ゲーム機を動画視聴用に利用する人もかなり多いため、不満に感じることもあります。しかしスマホやパソコンがあれば問題なく視聴可能です。
アニメ作品がほとんどない
最後に、アニメ作品が少ないということです。これはdTVと同じくドコモが運営しているdアニメストア(月額440円(税込))がある影響だと思われますが、教育系のアニメ以外はほとんどアニメのラインナップはありません。もしアニメも見たいということであればdアニメストアも契約するのがおすすめです。
dTVの無料期間は?
dTVの無料期間は31日と、他のVODと変わらない期間利用できます。この期間中に解約すれば完全に無料で利用できますが、注意点があります。
それは、dTVの締め日が月末であり、日割での料金にならないということです。
例えば4月20日に無料体験を開始すると5月20日までは無料で使えますが21日から請求されます。
しかし、残りが10日であったとしても請求されるのは1ヶ月分の550円(税込)なので、できる限り月初めに契約をするのがおすすめです。
dTVの支払い方法
dTVは支払い方法がかなり限られています。それはドコモユーザーの場合はクレジットカードかキャリア決済、その他ユーザーはクレジットカード決済のみ対応です。現金で支払えないということが欠点です。
しかし、公式ではアナウンスされていませんがVISAやJCBなどの国際ブランド付きデビットカードでも支払いは可能です。したがって、クレジットカードを持っていない人でもデビットカードを利用することで擬似的口座引き落としが可能となります。
まとめ
dTVはVODの中でも屈指の安さとラインナップを誇る、コスパがかなり高いサービスです。支払い方法や視聴デバイスの制限などのデメリットはありますが、安く豊富なコンテンツを楽しめるためおすすめです。
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